▶▶▶ 東海村ワークショップ
「地域と原子力を考えるワークショップ」
東海村で実施するワークショップは、「地域と原子力を考えるワークショップ」と題して、大間視察の体験を共有し、わたしたちと原子力の付き合い方を一緒に話し合うことを目的として開催されます。特に視察体験の共有においては、
「フォトボイス(※)」という手法を用いて、より質の高い体験の共有を目指せるように工夫を凝らしました。
皆さんも、大間視察の体験を共有して、地域社会と原子力の付き合い方を一緒に話し合いませんか。
(※)フォトボイス
フォトボイスとは、アメリカで始められた、写真を利用した参加型のコミュニケーション手法です。
撮影された写真を見ながら話し合うことで、言葉だけでは伝わらない臨場感のある情報を得ることができます。また、撮影した人の意見や価値観をより深く知ることができ、それによって話し合いを深めることが期待できます。
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〔日程〕2018年1月13日(土) 13:00~15:30
〔場所〕東海村産業・情報プラザ(アイヴィル)〔
ホームページ〕
〔配布資料〕
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ワークショップ説明資料(PDF)
○ 視察の様子(当日配布のみ)
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ワークショップリーフレット(PDF)
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事後アンケート(PDF)(回収)
〔実施報告〕
2018年1月13日、東海村産業・情報プラザ(アイヴィル)において「地域と原子力を考えるワークショップ」を開催しました。ワークショップには、東海村の方々や、近隣市町村の方、さらに遠方からの方も含めて、18名の参加者が来てくださいました。
ワークショップは大きく2部構成となっていました。前半は、大間視察の体験を共有するためのフォトボイスの時間です。大間に行った4名の視察メンバーは、それぞれの気になった写真やインタビューコメントを紹介して、ワークショップ参加者に自身の体験を伝えました。ワークショップの参加者は、それを聞きながら、疑問点や気になる点を視察メンバーに伝えて、深く共有できるように話し合いました。このようなプロセスによって、ただ単に(スライドなどを用いて)情報を伝えるよりも、「視覚的に」「多様に」「身近に」伝えることができたようです。
ワークショップの後半では、前半に行った大間視察の体験共有を踏まえて、「私たちは原子力とどう付き合うか」について、3班に分かれてグループトークを行いました。「いろいろな意見が聞けた」「原子力のあり方について考えさせられた」などの意見がある一方、「十分な時間がなかった」などの課題もよせられました。
ワークショップ終了後のアンケートによれば、全体としては非常に評価の高いものでした。特に、今後、再度の開催が望まれるなど、このような対話の場の必要性は、参加者からも多く要望されていました。
私たちは、今後もこのような対話の場を模索し、実施していこうと考えております。ワークショップに参加してくださいました皆さま、また、本ワークショップ開催に向けてご尽力をいただいた皆さま、まことにありがとうございました。
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▲ワークショップが始まりました。
目的や進め方について紹介しています。
▲フォトボイスを使った大間視察の体験共有です。
視察メンバー4名がそれぞれ感じたことを話します。
▲グループトークの様子です。
参加者どうしの意見や主張を交換しました。
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〔プログラム〕※それぞれ詳細な記録がリンクされています(PDF)。
13:00
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ワークショップ開始
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13:00~13:20(20分)
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13:20~14:35(75分)
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14:35~15:05(30分)
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15:05~15:20(15分)
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15:20~15:30(10分)
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アンケート記入
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15:30
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終了
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〔アンケート結果〕
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アンケート単純集計結果(PDF)