第12回 原子力の安全管理と社会環境 ワークショップ
エネルギー問題に関する「国民的議論」のあり方を探る


ワークショップ名称および主催・共催


名称:第12回「原子力の安全管理と社会環境」ワークショップ
主催:日本原子力学会 社会・環境部会
   日本原子力学会 ヒューマン・マシン・システム研究部会
   日本品質管理学会


開催目的


本ワークショップは、平成19年3月8日に第1回ワークショップを開催して以来、原子力の安全管理と社会環境に関して、ヒューマンファクター、品質マネジメント、社会技術という3つの学問分野の視点から、その現状と課題、今後の方向性などを議論してきた。その中では、地域住民・国民とのコミュニケーションのあり方などについても取り上げている。しかしながら、昨年の東日本大震災に伴う福島第一原発の災害により、原子力施設を取り巻く状況は大きく変わり、今や、国のエネルギー政策・原子力政策を根本から見直すことが必要となっている。
こうした状況を踏まえ、今回は、原子力を含めた今後の日本のエネルギー問題について、地域住民、行政、事業者をはじめ社会全体としての「国民的議論」のあり方について、それぞれの立場から話題提供を受けて議論する。これにより、「エネルギー問題をどうするか」そのものではなく、その「国民的議論」をどのように展開したらよいか、今後のあり方を考えたい。


開催日時・場所等


日時:2012年10月13日(土) 13:00~17:30
場所:東京大学 武田ホール


プログラム


13:00 開会あいさつ

13:05 話題提供 
(1)事業者の立場から:電気事業者として、どのような活動をしているか(25分)
            森田浩司(電気事業連合会 広報部 部長)
(2)住民の立場から:住民の立場から、具体的な活動の内容等を紹介(25分)
            横島英俊(市民ボランティア団体守谷あんしんお散歩プロジェクト(もりあん))
(3)実践者の立場から:議論展開のためのコミュニケーション実践の場の在り方(25分)
            土屋智子(東京大学政策ビジョン研究センター特任研究員)
(4)学術的立場から:国民的議論には、何が重要か、どうしたらよいか(25分)
            神里達博(大阪大学 コミュニケーションデザインセンター 特任准教授)

15:00 パネルディスカッション
   コーディネーター 木村 浩(東京大学、日本原子力学会社会・環境部会)
              首藤由紀(社会安全研究所)
   パネリスト     上記4人の話題提供者

17:00 閉会あいさつ


ワークショップ報告書について


 本ワークショップの資料および講演記録をまとめた報告書の作成および管理は、株式会社NV研究所に委託しております。作成のための実費として、報告書1冊(1回分のワークショップの資料および講演記録が含まれます)に付き1,000円でご提供しておりますので、ご利用ください。
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